脱「マショウノオンナ」『保健師だより』私流のコツワザ集 by保健師とみりん 私流のコツワザ集

第3回 数字のマジック 〜記憶に残る〜

この連載も第3回目となりました。「保健師だより」は、脳細胞フル回転での絞り出しなので、そのポイントを文章でご紹介するというのはなかなか冷汗ものです(苦笑)。

さて、かつてプロ野球選手で「記録に残る選手」と「記憶に残る選手」が話題になったことがありましたね。どちらもプロのスポーツ選手として名誉なことだと思いますが、情報提供で数字を用いる際には、「記憶に残る」工夫をしたいものです。

健康情報は、より身近なことや覚えやすいかたちに変えることで「記憶に残る」かたちになります。
例えば、食事療法で用いる「kcal」はそのままでは味気ないもの。日頃、栄養指導として事細かに指示されていたりすると、「kcal」という文字だけで拒否反応を示すかもしれません。

先にご紹介した「保健師だより【ハウ マッチ?】」のように、「kcal」を「円」に変えるとちょっとおもしろくなります。男性を対象とする際には、「居酒屋メニュー」をつくり、いつもどおりに注文していただき、お会計するとウケます。会社帰りに寄ったお店でメニューを見た際に「そういえば」となれば大成功。さらに、「ザンギ」や「ジンギスカン」がある北海道版、「お好み焼き」や「たこ焼き」がある大阪版など、地方版ができるとつくる側も楽しくなってきますよね。

ところで、最近コンビニなどでよく目にする「0(ゼロ)カロリー」の飲料水は、本当は「0(ゼロ)カロリー」ではないものがあることをご存じですか? 甘いジュースやお菓子などによく表示される「100ccあたり」とか「小袋あたり」は、実際より少ない印象を与えます。こうした「数字のマジック」を伝えることで、コンビニでの購入の際に「そういえば」となれば成功です。

このほかに、血糖検査のHbA1c値は、30を足して体温表示に変えることで「平熱」「微熱」「高熱」と数値の高低がイメージしやすくなります。「どこかで聞いたことがある」アイデアもあったことと思いますが(苦笑)、以上は私が今までに多くの方々から学んだ知恵ばかりです。ぜひみなさまともアイデア交流をしてみたいです。

参考文献
『楽しく患者をやる気にさせる糖尿病教育〜体験型糖尿病教室のすすめ』坂根直樹著

今回の提供テーマは・・・・ 

今回の連載記事のテーマは「数字のマジック」です。

あなたが仕掛ける「数字のマジック」は何ですか?

“記憶に残る”工夫をぜひ紹介してください!
では下記に、GO!(◎o◎)!

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